必ずパッチをインストールしてください。正式なパッチは後日提供される予定ですが、それまでの間は手動認証ハンドラーのバイパスを含んだビルドをダウンロードしてご利用ください。
Windows: KeyShot Studio 2025.2(14.1.0.155)
MacOS: KeyShot Studio 2025.2(14.1.0.155)
さまざまな理由により、認証ハンドラーが正常に起動しなかったり、KeyShotと正しく接続できなかったりする場合があります。これには、ネットワークの問題、ファイアウォールやウイルス対策ソフトによる制限、ポップアップのブロック、OSレベルの権限の競合などが原因として考えられます。通常は、ブラウザでKeyShot Cloudアカウントにサインインすると、認証ハンドラーのポップアップが起動します。しかし、これが表示されない場合や、「リンクを開く」をクリックしてもKeyShot Studioが起動しない場合は、手動でアクティベーションを行うことができます。
3分以上待機するとトークンが期限切れとなり、リンクが無効になってエラーが発生する場合がありますのでご注意ください。
その場合は、再度やり直し、できるだけ速やかにコードまたはURLを入力してください。それでもうまくいかない場合は、現象2で説明されている手順に従ってトークンを削除してください。
ライセンスの状態を確認中のまま処理が長時間続く場合や、エラーコードが表示されることがあります。エラーコードが N3 C0 の場合は、インターネット接続に問題があることが原因です。一方で、N99 C0 の場合は、接続の問題ではなく、既存のライセンスファイルやトークンとの競合が原因である可能性があります。
リソースフォルダ内の古い .lic
ファイルおよび KSSettings.xml
を削除してください。
なお、インストール時にカスタムのリソースフォルダを指定していた場合でも、これらのファイルはデフォルトのリソースフォルダの場所に保存されている可能性がありますのでご注意ください。
Windowsの場合:
Installed Just For Me:
%UserProfile%\Documents\KeyShot Studio
または
C:\Users\<ユーザー名>\Documents\KeyShot Studio
Installed For Everybody:
C:\Users\Public\Documents\KeyShot Studio
または
%Public%\Documents\KeyShot Studio
macOSの場合:
/Library/Application Support/KeyShot Studio

AppDataフォルダ内にある以下のファイルを削除してください:
auth_cache.json
auth_tokens.json
auth_tokens.json.lock
これらのファイルが残っていると、認証情報の競合やエラーの原因になることがあります。
以下の場所から、先ほどのファイル(auth_cache.json
、auth_tokens.json
、auth_tokens.json.lock
)を削除してください。
Installed Just For Me:
%LocalAppData%\Luxion\KeyShot
または
C:\Users\<username>\AppData\Local\Luxion\KeyShot
Installed For Everybody:
%AllUsersProfile%\Luxion\KeyShot
または
C:\ProgramData\Luxion\KeyShot
macOS:
/Users/<Username>/Library/Application Support/Luxion/KeyShot
または
~/Library/Application Support/Luxion/KeyShot

- 一度ローカルネットワークからサインアウトし、その後再度サインインしてみてください。
- 可能であれば、ローカルネットワークを離れて別のネットワーク(例:モバイルWi-Fi)に接続してサインインを試すことも有効です。
現象3 エラーメッセージが表示される、または稀にアクティベーション画面にループする場合があります
ログインに関する問題には、さまざまな原因が考えられます。
原因
エラーの原因として主に考えられるものは3つあります。まれに、エラーメッセージが表示されることなく、ブラウザログインウィンドウが一瞬だけ点滅し、そのままアクティベーション画面にループしてしまう場合もあります。
- インターネットに接続されていない
- SSO(シングルサインオン)ログインに必要なURLがファイアウォールによってブロックされている
- DNSエラー
以下の KeyShot 関連URLを、組織のファイアウォールのホワイトリストに追加してください:
各リンクをクリックして、ブラウザで正しく開けるかどうかを確認することもできます。

ログファイルの場所は以下の通りです:
Windows:
Installed Just For Me:
%LocalAppData%\Luxion\KeyShot\logs
または
C:\Users\<username>\AppData\Local\Luxion\KeyShot\logs
Installed For Everybody:
%AllUsersProfile%\Luxion\KeyShot\logs
または
C:\ProgramData\Luxion\KeyShot\logs
macOS:
- /Users/<Username>/Library/Application Support/Luxion/KeyShot\logs or
~/Library/Application Support/Luxion/KeyShot\logs
ログファイルが以下のようになっているはずです。
"Failed to fetch "http://cognito-....."
Failed to get valid JSON from: "http://cognito-...."
SSO: Failed fetching info. Retrying in one minute..."
ログにDNSの問題が記載されている場合は、DNSをフラッシュすることで解決できることがあります。
以下のコマンドを使って確認することもできます:
Windowsの場合(コマンドプロンプト)
nslookup login-configuration.keyshot.com
macOSの場合(ターミナル)
nslookup login-configuration.keyshot.com
このコマンドを実行することで、指定されたドメイン名が正しくDNSで解決されるかどうかを確認できます。
このように表示されるはずです。


次の手順をお試しください:以下の作業を始める前に、必ず KeyShot を終了させてください。
Windows
-
Command Prompt を開く(スタートメニューを開くか、Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます)
-
cmd
または cmd.exe
と入力し、Enter キーを押します。
以下のコマンドを順番に入力してください:
ipconfig /release
→ Enter を押します(これによりインターネット接続が一時的に無効になります)
ipconfig /flushdns
→ Enter を押します
ipconfig /renew
→ Enter を押します(インターネット接続が再び有効になります)
Mac
-
Apple メニュー をクリック → System Settings → Network
-
右側のパネルから、該当するネットワークサービスを選択します
-
Details → TCP/IP → Renew DHCP Lease をクリックします
現象4 SSLエラー
SSLエラーが発生している可能性があり、ブラウザーのログインウィンドウが一瞬だけ表示され、何もクリックできないことがあります。
これは接続に関する問題が原因で、認証コードを入力する前にこの接続問題を解決する必要があります。

原因
SSLの問題が発生する最も考えられる原因は、以下のいずれかです:
-
システム時刻がずれていること
-
プロキシの使用
解決方法
システム時刻に関する問題を修正するには、以下の手順を実行してください:
- 設定を開く:
スタートメニューをクリックし、設定(歯車のアイコン) を選択します。
または、Windowsキー + I を押して設定を開きます。 - 「時刻と言語」に移動:
設定ウィンドウ内で、「時刻と言語」 をクリックします。 - 「日付と時刻」の設定にアクセス:
左側のメニューから 「日付と時刻」 を選択します。 - 「今すぐ同期」:
「時計の同期」セクションまでスクロールし、「今すぐ同期」 ボタンをクリックします。 - 同期ステータスを確認:
時計が同期されたかどうかを確認します。正常に同期された場合は、「同期が成功しました」 といったメッセージが表示されます。
追加のトラブルシューティングについては、以下のJWTに関する記事の手順もお試しください。
この記事では、KeyShot のログインや認証エラーに関係する JWT(JSON Web Token)エラーの対処法が詳しく説明されています。
プロキシを使用している場合は、環境変数を設定してください。
-
デスクトップまたはエクスプローラーで 「This PC」 または 「コンピューター」 を右クリックします。
-
「プロパティ」 を選択し、左側の 「システムの詳細設定」 をクリックします。
-
「システムのプロパティ」ウィンドウが開いたら、「詳細設定」 タブに移動します。
-
下部にある 「環境変数...」 ボタンをクリックします。
環境変数のウィンドウで:
-
自分のユーザーだけに設定する場合は「ユーザー環境変数」、すべてのユーザーに適用する場合は「システム環境変数」のセクションを使います。
-
適切なセクションで 「新規(New...)」 をクリックします。
以下のように入力してください:
-
変数名(Variable name): HTTPS_PROXY
-
変数値(Variable value): 例)http://yourproxy:yourport
※ yourproxy
や yourport
の部分はご自身のプロキシ情報に置き換えてください。
(例:http://127.0.0.1:8000
)
最後に KeyShot を再起動 してください。

問題が引き続き解決しない場合は、サポートまでご連絡ください。
以下の情報をご提供いただくと、よりスムーズな対応が可能です:
-
エラーのスクリーンショット
-
KeyShot Studio のログ
-
auth_handler のエラーログ(現在は ssotest.txt
という名前です)
-
また、ブラウザで http://login-configuration.keyshot.com/
にアクセスしたときの画面のスクリーンショット
Auth Handler エラーログ(ssotest.txt
)の保存場所:
Windows
Installed Just For Me:
%LocalAppData%\Luxion\
または
C:\Users\<username>\AppData\Local\Luxion\
Installed For Everybody:
%AllUsersProfile%\Luxion\
または
C:\ProgramData\Luxion\
macOS
/Users/<Username>/Library/Application Support/Luxion/
または
~/Library/Application Support/Luxion/
KeyShot Studio のログの保存場所:
Windows
Installed Just For Me:
%LocalAppData%\Luxion\KeyShot Studio\logs
または
C:\Users\<username>\AppData\Local\Luxion\KeyShot Studio\logs
Installed For Everybody:
%AllUsersProfile%\Luxion\KeyShot Studio\logs
または
C:\ProgramData\Luxion\KeyShot Studio\logs
macOS
/Users/<Username>/Library/Application Support/Luxion/KeyShot Studio/logs
または
~/Library/Application Support/Luxion/KeyShot Studio/logs
上記のフォルダをアーカイブ(ZIPファイルなど)にして、support@helix.co.jpに送信してください。